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Smart Birding 製品コンセプト

1.野鳥をじっくり味わう

ハイビジョンカメラの小型化やビデスコ機器の進化、Retina ディスプレイ搭載 iPhone / iPad の登場により、映像を「記録する」「見る」両環境は大きく変化しています。野鳥の美しい色や細かな質感までリアルに感じられる映像を携帯端末でいつでも気軽に楽しむことができる時代になりました。

画面をタッチするだけで、いきいきとした野鳥にいつでも出会うことができる。こんな鳥見 Smart Birding スマートバーディング はいかがでしょうか。

録画した映像をリプレイしてみると、その時の周囲の状況や野鳥の一瞬の表情・視線など、現地では気づかなかったことが見えてくることがあります。スローやコマ送りで速い動きを分解してみると、肉眼ではわからなかった野鳥の優れた身体能力を再認識させられます。

また、家族や仲間と一緒に見るのも楽しい時間です。おもしろい表情や興味深い行動など、新たな発見や「なぜ?」が生まれることもあるでしょう。

ひとつの映像をいろいろな見方をすることでじっくり味わおう。これが1つ目のコンセプトです。

2.好みのままに

再生中、気になるシーンはワンタッチで止めて画面を拡大して見たり、コマ送りで少しずつ戻して見たり、スロー再生でもう一度見たり。自分のペース何度でも。ユーザが直感的に操作しやすいような機能とユーザーインターフェイスを心がけました。

誰かに野鳥について説明したい時、知りたいことをさっと調べたい時、スマートフォンに入った動画を使えたら便利ですよね。鳥名や「観察ポイント」から見たいシーンにすばやくアクセスしたり、よく使うシーンにブックマークを追加したり、好みのリストを作って準備しておいたり。使いやすくカスタマイズして、映像資産を更に様々な用途に活用してください。

大好きな野鳥たちを何も考えずにぼーっと見ていたい。そんなときには、好きな音楽をバックにランダム再生する機能も用意しています。

身近な携帯端末で、映像を使いやすく。これが2つ目のコンセプトです。

3.実際の鳥見に近い体験を

葉の茂った森で・霧が立ちこめる林で・陽炎が立ち上る炎天下に・鳥が遠い海や干潟で...厳しい自然環境の中で動く鳥を追いかけレンズで捕らえる。バードウォッチングの試練(?)であり醍醐味でもあります。テレビや映画で見る映像作品のように、いつもばっちりきれいな姿だけを.....とはなかなかいかないですね。

Smart Birding では、野鳥の自然な行動(=生態)や生息する環境を映像で記録をしておくことがとても重要なことだと考え、姿・行動・季節・個体のバリエーションを多く収録することを目指しています。美しいきれいな映像作品をつくるのではなく、実際の鳥見に近い状況を想定し、編集しすぎないように心がけています。

撮影したデータはソフト的に可能な補正は行っていますが、見易さ・美しさを重視するあまり、生態の記録として貴重な瞬間をカットしてしまうことは避けたいと考えています。
撮影時の自然な流れを重視し、一部にレンズのケラレ・画面の暗さやデジタルノイズ・雑音・揺れ・ピンぼけなどもありますが、実際のフィールドではこういうふうに見えるのか、というところを体感しご理解をいただければ幸いです。

また映像コンテンツにはストーリー・ナレーション・音楽などは付けず、極力演出的な効果も施していません。
野鳥のそのままの美しさとスピードを体感していただき、アプリの機能を使ってお好みで再生速度を調整したり、好きな順に好きなシーンをお楽しみください。

主役が野鳥であることを願って・・・。

野鳥写真家と言われる人も増え、野鳥写真を撮る一般カメラマンも増えました。撮影機材の高度化もあいまって、写真や映像の質は日々向上しています。テレビの自然番組でも、すごい映像や貴重な映像を見る機会も増えてきました。一人の野鳥好きなものとしてこうした機会が増えることはうれしい反面、良い写真や映像を撮ろうとするエネルギーが、野生動物や自然環境に悪い影響を与えてしまう可能性も否定できません。

野生動物の撮影方法の是非は簡単に結論を出せることではありません。ただ、わたしたちが大切にしていること、忘れないようにしていること。それは野鳥が主役であること。決して、写真や映像という「作品」でも「カメラマン」でもないということです。

撮影を手がけてくれた鈴木良二氏は熱くなりすぎることなく地道な努力を続けてフィールドに立ち続けてくれました。「鳥が出てきてくれた」「撮らせてくれた」、彼から撮影の話しを聞くときによく出てくる言葉です。

多くのカメラマンがこんな気持ちや感覚を理解してくれたらと願わずにはいられません。